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看護師と退院支援☆在宅分野の知識はこれからますます重要視される

比重が高まる在宅介護や医療サービスと病棟看護師

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病棟で働いていると、在宅医療サービスや介護とのかかわりは薄く、あまり詳しいことはわからないという看護師が多いです。でも、入院日数は短くなっていますし、地域に帰って生活する患者さんへ質の高い看護を提供するためには在宅分野の知識は必須です。

 

退院前の地域医療、介護サービスのスタッフやご家族を含めたカンファレンスなどのかかわりも増えてきました。

 

ケアマネージャー資格所持、在宅分野で看護師として働いていた経験から、病棟看護師に知っておいてほしい在宅分野の知識について紹介します。

 

 

勤め先の病院がある地域の社会資源を知る

介護サービスや介護保険制度について知ることはとても大切なのですが、まずは自分が勤める病院周辺の社会資源を知っておくことがとても大事だと思います。というのも患者さんが退院した時に、どんなサービスが利用できるのか、どんな施設に入所できるのかなどは地域によって違いがあるからです。

 

地域サービスの旬な情報は、ケアマネージャーなどが参加する研修や地域の学習会などで手に入ります。参加したい場合は地域連携室のスタッフに、研修のお知らせが届いていないか聞いてみるのがいいと思います。

 

現に私が働く地域には、まだ有料老人ホームがありません。訪問入浴の枠も限られていますし、退院後の地域サービスはあまり充実していないのが現状です。

 

逆に都会の場合には、訪問入浴の事務所がたくさんあったり、有料老人ホームもたくさんある中から選ぶことができます。特別養護老人ホームは全国的に入所の待機が多いです。

一般書の介護保険サービスの本もわかりやすくておすすめ

私の場合ケアマネージャー受験でまず一般書の介護保険サービスの本で全体的な知識を確認しました。看護師に必要とされる知識は、必要とされる情報を地域サービスのスタッフに提供できたり、自宅に帰ってから困らないための指導ができるためのサービスの全体像の理解だと思います。

 

わかりやすく図解されている本も多いので、専門書よりもわかりやすくて要点の理解がしやすくなっています。

 

これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険 第3版(2018年版)

これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険 第3版(2018年版)

 

 全体像を理解するのに、図も多くてわかりやすかったです。介護保険サービスについて知りたい方はこちらの本がおすすめです。

患者さんの必要とする医療が継続できる施設は?

自宅以外に退院する場合、酸素療法や胃ろうなどの口から以外の栄養摂取、単の吸引などの医療処置ができる施設の選択が必要になります。

 

特別養護老人ホームでも、夜間は対応できるスタッフがいないため痰の吸引ができなかったり、胃ろう栄養が必要な方の入所枠が限られていることが多いです。

 

痰の吸引やインシュリン注射などに24時間対応できる、有料老人ホームも存在しますがかかる費用はとても高額な場合が多いです。現状を知ったうえで、自宅への退院が可能なマンパワーがあるかなどアセスメントが必要です。

 

 

www.inakagurashi-nurse.com

 老人ホームの看護師は、こんな風に働いています。イメージがつきやすいと思いますので参考にどうぞ♪

自宅に帰るなら早め早めにケア方法を指導する必要がある

介護や医療が必要な状態で自宅に帰った場合、訪問看護や在宅サービスを利用して生活することになります。この時に介護度と家庭の財政状況によって、使うことのできるサービスの量が変わってきます。

 

要介護1であれば、どのサービスがどれくらい受けれるのかというのは、病棟看護師に聞いても知らない場合が多いです。

 

でも、ある程度の知識がないと家族の介護負担がどのくらいか予想がつかないです。とくに訪問看護はほかのサービスに比べて高いので、介護保険としてたくさん利用してしまうと、限度額の関係でほかの必要なサービスが受けられなくなってしまうこともあります。

 

ストーマケアなど、できる限り外来に受診して行えないかなど、ほかの方法も含めて検討していくことが大切です。

 

地域連携室のメディカルソーシャルワーカーと看護師の連携

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看護師がすべての介護サービスについて詳しい必要はないと思います。総合病院の場合は、地域連携室に社会福祉士資格などを持つメディカルソーシャルワーカーが常駐しています。

 

普段からケアマネージャーと連絡を取り合ったり、患者さんが利用できる社会資源を選択したりしていますので、積極的に関わる機会を持っていきたいです。とくに、現在利用できる社会資源などの情報は、よく質問しています。

 

逆にメディカルソーシャルワーカーにとっても、看護師がもっている患者さんの現在の日常生活の情報などが必要です。地域連携室のカンファレンスなどでは、そのあたりの情報を積極的に伝えるようにしています。

 

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