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☆外科と内科の違い☆同じ病気なのに外科だったり内科だったりするのは?

同じ病気なのに外科だったり内科だったりするのは?

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同じ病気なのにあるときは外科、あるときは内科で診療する?それはなぜなのかについて紹介したいと思います。

 

内科でよく見かける病気、肺炎は外科で見ることはほぼありません。でも、外科でも内科でも診察する病気もあります。

 

外科でも内科でも診る病気の代表格ともいえるのが、胆嚢(たんのう)炎・虫垂炎(盲腸)といった内臓の炎症が原因になっている病気です。今回は、その2つの病気を例にしてどんな時に内科で診察して、どんな時に外科で診察するのかについて紹介します。

 

 

お腹が痛いという症状ではまず内科で診察することが多い

お腹が痛いから病院へ行く。総合診療科や初診外来を持っていない病院ではまず内科で診察することが多いです。

 

内科で診察した時に、血液検査やレントゲンなどの画像検査を行って何の病気なのかを診断していきます。

 

その結果として、虫垂炎だったり胆嚢炎だったりと病名がつきます。でも、病名がわかっただけでは内科で治療するのか、外科で治療するのかは決まりません。外科か内科どちらで治療するかは、どんな治療方法が必要かで決まります。

点滴や内視鏡を使って治療できる場合は内科で診察することが多い

最近は、虫垂炎でもすぐに手術とはならず、点滴で治療することも増えてきています。また、胆石などが原因で起こる胆嚢炎は点滴で治療したり、鼻から細い管を入れたり細い管を刺し胆汁を胆のうにたまらないようにする治療を行うことで改善することがあります。こういった内科的な治療で症状が改善する場合には、内科のまま治療を行うことが多いです。

手術が必要な可能性がある場合は外科で治療する

外科=手術というのは一般的だと思います。虫垂炎や胆嚢炎でも、点滴の治療が効果的でない時や、腸や胆のう小さな穴が開いてしまった場合など、手術が必要な可能性が高いときに外科で診療することになります。

 

とはいえ、必ず手術が必要とは限らず外科に移ってから内科の治療を継続して手術せずに退院となることもあります。この場合は、治療内容は内科的なのに外科で入院したということになります。

外科と内科が違う階にある病院も多いです

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内科で入院していたのに、途中から「病棟を変わります。」といわれて違う階に移ることもあると思います。これは、特に消化器内科と消化器外科では良く見る場面です。実際、私の勤める病院でも点滴や内視鏡での治療をしていた患者さんがやっぱり手術が必要と判断されて外科に移るということはよくあります。

 

途中から…?と思われるかもしれませんが、内科治療と外科治療にはメリットとデメリットがあり、内科治療が可能であればその方が患者さんにとって望ましい場面もあるのも事実。患者さんやご家族にきちんと納得してもらえるように、わかりやすい説明を心がけたいと思っています。

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