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外科看護師の仕事内容☆手術までに行うことや手術後の流れについて

外科看護師の仕事内容について

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外科看護師として働き始めてから1年以上が経ちました。介護分野や精神神経科、脳神経外科、産科と働いてきたものの、外科は全くの初心者ナース…。そんな状況から、少しはランクアップできたかな?と思える今日この頃です。

 

この機会に、外科看護師の仕事内容についてまとめて再確認してみたいと思います。備忘録的な内容ですので、こまごましていますし施設によって違う部分があるのはご了承ください。

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外科看護師と言えばやっぱり手術☆手術にまつわるお仕事

手術前の患者さんの準備

私が勤める病棟は、外科と言っても主に消化器外科になります。なので、消化器外科の手術に関するお話です。最近は、剃毛はせず除毛を最小限など手術前の準備もだいぶ変わってきました。それについては、以前書いた記事をご覧ください♪

 一般の方向けの記事です。

www.inakagurashi-nurse.com

 ちょっと専門性が高いERASについてまとめています。

www.inakagurashi-nurse.com

  •  点滴は、手術室ですることが多くなってきています。緊急手術や絶食が必要になる手術の場合は、輸血にも使える太い20Gの留置針で点滴をとります。
  • 剃刀を使って手術する部位の毛をそるのは、最近では感染のリスクが逆に高まるといわれていて行わないことがほとんどです。バリカンで除毛するくらいです。
  • おへそからアプローチする腹腔鏡下手術の場合には、おへそに小さな創を開けて機器を入れるのでおへその掃除をします。
  • 手術室での観察のため、お化粧やマニキュアを落としてもらいます。
  • 手術着に着替えてもらいます。
  • 手術前の最終確認で血圧や体温などのバイタルサインを測ります。
  • 腸の手術の場合などは浣腸をすることもあります。最近は強い下剤や浣腸をしない場合も多くなっています。
  • 私の務める病院の場合は、食事は前日夕食まで水分は手術の3時間前までとることができる場合が多いです。手術内容にもよりますし、病院によっても違います。
  • そして同意書などの書類がすべて不備なくそろっているか確認するのもとても大事です。

このような内容で、手術の準備を行います。また、上記の手術前の準備や手術後に行われることについてのオリエンテーションをして、患者さんが安心して手術を受けられるように関わっています。

手術後に向けて部屋の準備

手術後には、観察室に戻ってくることが多いのですが、戻ってきたときにすぐに患者さんを観察したり処置ができるように準備を整えます。

  • 心電図モニター
  • 酸素マスクや酸素流量計
  • 吸引瓶と吸引チューブ、吸引用の水、感染用のごみ箱
  • 電気毛布
  • フットマッサージャー

全身麻酔の手術で準備するのは、主にこれくらいです。そのほかに、手術後の患者さんの状態によっては人工呼吸器や、動脈圧測定の準備をしたり、精密に点滴ができるように輸液ポンプやシリンジポンプを用意しておきます。

いよいよ手術へ…受け持ち看護師が付き添っていきます

手術室への到着時刻に遅れないように患者さんに付き添います。最近は、歩いて手術室まで行くことができる患者さんは歩いていくことが多いです。手術室の看護師へ必要な情報を申し送ります。

手術中に病棟看護師がしているのは…

患者さん家族への声かけ

手術は、時間通りにはなかなか終わりません。待っている間は家族さんはとても不安です。必ず声掛けをするようにしています。

ほかの受け持ち患者さんのケアなど

手術中は、準備が済んでしまえば病棟看護師がすることはほとんどありません。手術をする患者さん以外に何人も受け持っているので、その間にケアやバイタルサインの測定を行います。

 

手術関連以外のお仕事の記事です。

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手術終了…ここからがある意味本番です

手術室からもどってきます

全身麻酔の手術後は、麻酔からは覚めていますが行きと違って動くことができないので、ベッドを押して観察室に戻ります。移動の間も、呼吸や顔色など状態を観察しています。

観察室に戻ったらまず観察・処置

患者さん家族には、処置や観察が済むまでもうしばらく待っていただくように声をおかけします。創の状態や呼吸、循環状態、麻酔の覚め具合など観察します。観察するとともに、点滴を替えたり心電図モニターや酸素を使用したりを同時に素早く行っていきます。何回経験しても緊張する瞬間です。

 

この時点で、異常があれば執刀医も病棟に来ているのですぐに報告します。この時点で起こりやすいのは、麻酔の影響による呼吸、循環の異常、創からの出血、ドレーンの排液の異常、強い痛み、吐き気などです。

 

緊急性が高い場合は、医師とともに対応しますし、痛みや吐き気など想定内の症状については、もともと指示が出ていますので医師が出している指示に従って薬を使ったりします。

そのあともこまめな観察は続きます

帰室直後、15分後、30分後、1時間後、2時間後、そのあとは朝まで3時間おきに状態を観察して記録を行います。医師の指示や状態によって、この観察の間隔は変わってきます。

手術がスムーズに終わって患者さんも安定しているとほっとします

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外科看護師にとって、手術前後の一連の流れはやっぱり一番緊張する瞬間だと思います。それだけに、患者さんの手術が無事終わって状態も安定しているとホッとします。

 

緊急性の高い手術では、手術室に入るまで1分1秒を争うので汗をかきながら準備しています。手術後も、状態が落ち着かないと夜勤をしながら一晩緊張の連続です。でも、それだけに患者さんが元気になったり症状が軽くなってくれると本当にうれしいしやりがいを感じます。

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