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看護師の勉強ノート☆膵臓がんについて

看護師の勉強ノート☆今回は膵臓がんについてです

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看護師国家試験の時に勉強した内容も、業務の中で出会わないと日々薄れていってしまうもの…。自分向け備忘録を兼ねた勉強ノートです。今回は、ブログ関連の方から質問を受けた膵臓がんについて勉強してみようと思います。

 

患者さんに説明するつもりで、できるだけ専門用語は使わずにまとめていこうと思っています。

膵臓ってどんな臓器?

 

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 図1 膵臓の位置と働き

 

膵臓は『すいぞう』と読みます。医療関係者だと膵臓ってよく聞くしなじみ深いのですが、そもそも看護師になる前に膵臓なんて知ってたかな~?って思うと、知らなかったと思います。

 

膵臓は、肝臓の下あたりで十二指腸につながっています。胃や肝臓に比べて知名度は低いかもしれませんが、インスリンという言葉は聞いたことがある人が多いと思います。

 

インスリンが分泌されなくなると、血の中の糖が増えてしまう…。そして糖尿病になってします。血の中の糖を下げる働きをするインスリンを分泌しているのが膵臓です。さらに膵臓から分泌される膵液は炭水化物と脂質の分解も行います。とっても大事な臓器なんです!!

膵臓がんってどんな病気?

 膵臓にがんができると膵臓がんという病名がつきます。初期の段階では膵臓がんの症状として特別にみられるものは少ないです。ただ、図1の通り肝臓に近いので特に肝臓から胆汁という消化液が流れているところががんによってふさがると肌や白目が黄色くなる黄疸がおこります。

 

膵臓がんが小さいうちには特徴的な症状が少ないので、胃のあたりの不快感やなんとなくお腹の具合が悪い、背中が痛い、食欲がわかないなどで病院に来た時に、見つかることが多いです。そのほかに糖尿病が新たに発症した時も膵臓がんを疑うようガイドラインで推奨されています。

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膵臓がんの検査方法

膵臓がんには、特徴的な症状が少ないので受診時には一般的なお腹の検査を行うことになることが多いようです。

  • 血液検査(膵酵素、腫瘍マーカー)
  • 超音波検査
  • 胃カメラ
  • CT検査やMRI検査などの画像検査(造影剤を使って検査することが推奨されている)

これらの検査を行って、原因を特定していきます。こちらの検査でも、診断が難しい時やさらに詳しく調べるためにERCPやPETなどの検査が行われることもあります。

膵臓がんの治療方法

膵臓がんの治療としては、主に以下のものがあります。

  • 外科手術 膵がんの場合、開腹手術が主に行われます。腹腔鏡下手術は、切除する部位によっては施設基準を満たした病院で行われますが、胃の切除も含んだ大きな手術は現在、臨床試験だけで保険適応されていません。
  • 化学療法(抗がん剤治療) 以前より治療の選択肢が増えてきています。手術後にも行われます。
  • 放射線療法 精度の高い放射線の治療法が出てきたことで、膵臓がんに対しても放射線治療の効果がみられてきました。

そのほかに、免疫療法や症状緩和のための手術、放射線療法がおこなわれることもあります。

膵臓がんの患者支援団体 パンキャンジャパン

pancan.jp

膵臓がんの患者支援団体としては、NPO法人パンキャンジャパンがあります。勉強会や治験の情報なども公開されています。

今後さらに情報は追加更新予定です

今日はここまでですが、今後ERCPやPETなどの検査、治療についてもう少し詳しく掘り下げていきたいと思います。

 

膵臓がんについては特に症状がわかりにくく、自己診断は難しいです。気になる症状があったら必ず医療機関を受診してください。最新の情報については、以下の参考サイトをご参照ください。

参考サイト

日本膵臓学会 JPS:Japan Pancreas Society(理事長挨拶)

NPO法人パンキャンジャパン|すい臓がんアクションネットワーク(膵臓がん/膵臓癌)

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